2009年5月20日水曜日

電話占い

私は自分で占う事が好きなので、数世紀に渡るTAROTの作品を比較検討しています。
信頼出来る順を以下に記します。

一番勉強したのはTAROT MALSEILLE(タロット・マルセイユ)⇒1600年代にヨーロッパ全域で流行しました。
私の所有物は、生産国はイタリア。

二番目がTAROT CABALISTICO(タロット・カバリスティコ)⇒1200年代にカバラの研究がモロッコ
のフェズという都市で行われ、スペインでタロット・マルセイユとカバラ(宇宙観(星座や惑星等)、ヘブ
ライ語のアルファベット(秘数)生命の樹、アルカナの通番など)を融合させた珍しいが難解なタロットです。

電話占い
育毛剤
薬剤師 求人

レーシック 品川近視クリニック

品川クリニックの基本価格は土曜日193000円です。
レーシック 品川近視クリニック日曜日から金曜日までが188000円です。

レーシック 品川近視クリニックそれに割引券を使うと10000円から150000円の割引になります。
レーシックをした事のないひとが割引券をもらうと10000円で、受けた人だと15000円の割引券がもらえます。
これは紹介制度に加入した時の話です。レーシック 品川近視クリニック紹介制度に、家族に入ってもらって下さい。そうすると40000円の紹介料が入ります。
インターネットで割引券がありますがこれは10000円ですよね。

私がレーシック 品川近視クリニック持っている紹介券を使うと173000円になるということです。そして紹介料40000円が入ります。
私は品川で受けて、紹介制度に加入しているからです。

分かりました?
レーシック 品川近視クリニック

電話占い

電話占い
・占いには詳しく、自分で自分のことも見れますと宣言されたなら、自分で占う事です。
・専門家の占いが必要なら、その費用の上限を月毎にいくらにすべきか検討すべきです。
・私はTAROTを主に勉強してますが、約10種類持っています。
・解説書も専門的なもので、数千ページ存在します。
・私は対面式のTAROT占いも何度か体験してますが、占い師の主張と自分の主張を
比較したり、してます。
電話占い
育毛剤
薬剤師 求人

2009年5月5日火曜日

初音ミクについて

ボーカロイド 初音ミクについての質問です。

閲覧ありがとうございます。
いつもお世話になってます。

今回はボーカロイド・初音ミクについて質問があるのですが、

近いうちにボーカロイド2を購入予定です。

生命保険 ソニー生命

昨年11月30日に厚生労働省から発表された昨年の平均入院日数は、19.8日でした。
国の「医療構造改革」でも医療費削減のため入院日数を短くするという政策目標が
明示されていますので、今後も減り続けていくみたいですよ。

私なら同じソニーでも下記プランもしくは保険料が安く内容の良い物と比較しますが?
☆総合医療保険<60日型> 死亡給付金0倍特則 日額10000円
入院初期給付特約日額10000円
終身払込・終身保障 口振年払保険料69850円
生命保険 ソニー生命

初音ミク

初音ミクのアクティベーションについて質問です。こんばんわ
久しぶりにココに来たけど、いつ来てもココは面白いね

さてさて、本題ですが
初音ミクはインストールすればアクチなしに1ケ月制限無しに使えるのね。まぁお試し期間ってことね。
だから、あなたは1ケ月以内にお友達に操作とかいろいろ教えてあげてアンイストールすればいいのよ。
その後、お友達がアクチすればOKですよ。

2009年4月30日木曜日

健康ジュエリー

健康ジュエリーを身に着けるだけで、

血流が改善されるので、健康になるというのです。
かなり高価なものですし、

私にとってはインチキな香りがぷんぷんしますので

購入を止めてもらいたいと思います。

生命保険 ソニー生

仮に公立で幼稚園から文系大学までだと約820万円
オール私立だと約2060万円かかります。
この中でも一番お金がかかるのは大学です。月1万ずつ貯金しても年12万×18年=216万円しか貯まりません。
大学2年分位ですね。
生命保険
まず、お子さまの教育資金対策ですが、お住まいの市町村役場から児童手当(3歳になるまでは月1万円、
3歳から12歳までは月5000円)支給されているはずです。それを生命保険 ソニー生命教育資金として活用すれば実質の持ち出しは
5000円です。これを有効に使えば幾分か楽になると思います。
「ギリオン」という会社の「24-7ジュエリー」という商品で、
パンフレットには「開発にドクターが関与した初めてのジュエリー」と謳い
金属に特殊混合セラミックポロネジーを配合し、
身に着けることで遠赤外線的効果と酸化抑制効果が期待できる
米国財団法人 野口医学研究所での品質推奨を受けているだの
難解な言葉が羅列していて、よく意味が分かりません。

 営業員の言葉を借りると、
この健康ジュエリーを身に着けるだけで、
血流が改善されるので、健康になるというのです。

2009年3月16日月曜日

一日、一席の笑い話!(续き)

日本人の友たちと一緒にいる時に話し内容がなくなると、どうしますか?お互いに黙って座っていますか。
さて~~ジョークを覚えて、皆を笑わせましょう。

* 不良品
あるアメリカの自動車会社が、ロシアと日本の部品工場に以下のような仕事の発注をした。
「不良品は1000個につき一つとすること」
数日後、ロシアの工場からメールが届いた。
「不良品を1000個に一つというのは、大変困難な条件です。期日にどうしても間に合いません。納期の延長をお願いします」
数日後、日本の工場からもメールが届いた。それにはこう書かれていた。
「納期に向けて作業は順調に進んでおります。ただ、不良品の設計図が届いておりません。早急に送付してください」

2009年2月26日木曜日

白光

 陳士成(ちんしせい)が県の試験の発表を見て、家へ帰って来た時にはもう午後であった。彼は行った時には手ッ取早く掲示板を見て、まず上段の陳字を捜した。陳字も少くはないが、皆先きを争い、遅るるを恐れるように彼の眼の中に躍(おど)り上って来た。しかしそれに繋がっているのは士成の二字ではなかった。彼は新規巻きなおしにもう一度十二枚の掲示の円図の中を一つ一つ捜し尋ねて人名を皆見尽したが、遂に陳士成の名を見出すことが出来なかった。彼はただ試験場の壁の前に突立っていた。
 涼風(すずかぜ)はそよそよと彼の白髪交りの短い髪の毛を吹き散らしたが、初冬の太陽はかえって暖(あたた)かに彼を照し、日に晒された彼は眩暈を感じて、顔色は灰色に成り変り、過労のため赤く腫れ上った二つの眼の中から奇妙な閃光が飛び出した。この時は、実はもう壁の上の掲示などは眼の中にない。ただたくさんの真黒な○○がふらふらと眼の前に浮び出しているのだ。
 ずば抜けた秀才として初等試験から高等試験まで立続けに及第し……村の物持はあらゆる手段をもって縁を繋ぎ求め、人々は皆神仏(かみほとけ)のように畏敬し、深く前の軽薄を悔いて気を失うばかり……自分の襤褸(ぼろ)屋敷の門内を賃借りする雑姓を追い出し――追い出すどころか、なかなかどうして彼等自身で運び出す――家屋は面目を一新して門口には旗竿と扁額……位が欲しければ京官(けいかん)となるもよし、金が欲しければ地方官となるがいい。……彼は常日頃割り当てていた行先が、この時潮(うしお)をうけたキンカ糖の塔のように、ガラリと崩れて、ただうず高き破片のみが余っていた。彼は藻抜けの殻をぐるりと廻して知らず知らず家路に著(つ)いた。
 彼はようやく自分の家の門口に著いた。七人の生徒は一斉に口を開けてがやがやと本を読み始めた。彼はびっくりして、耳の側で鐘を叩かれたように感じた。見ると七人の頭が小さな辮子(べんす)を引いて眼の前に浮び上った。部屋中に浮び上って黒い輪に挟まれながら跳(おど)り出した。彼は椅子に腰を卸(おろ)してよく見ると、彼等は夜学に来ているのだが、彼の顔色を窺うようにも見えた。
「帰ってもいい」
 彼はようやくのことで、これだけのことを悲しげに言った。
 子供等はぞんざいに本を包んで小腋(こわき)に抱え、砂煙を揚げて馳(か)け出して行った。
 陳士成はまだいろいろの小さな頭が黒い輪に挟まれて眼の前に踊り出すのを見た。それが、時には交ぜこぜになり、時にはまた異様な陣立(じんだて)に排列され、遂にだんだん減少してぼんやりとして来た。
「今度もこれでお終い」
 彼はびっくりして跳び上った。明らかに耳の側(そば)で話しているのである。振返ってみると人がいるわけではない。まるでボーンと一つ、鐘を叩くようにも聞えたので、自分の口でもいいなおしてみた。
「今度もこれでお終い」
 彼はたちまち片方の手を上げて指折数えて考えてみると、十一、十三囘、今年も入れて十六囘だ、とうとう文章のわかる試験官が一人も無かった。眼があっても節穴同然、気の毒なこった、と思わずクスクスと噴き出したが、また憤然としてたちまち本の包(つつみ)の中から、正しく書き写した制芸文と試験用紙を脱(ぬ)き出し、それを持って外へ出た。家の門まで出ると凡(すべ)てがハッキリ見え出し、一群の鶏も彼を笑っているので度肝を抜かれて引込んだ。
 彼は部屋に入って席に著くと、二つの眼が異常に光った。彼の眼はいろいろのものを見ながらはなはだ攫(つか)みどころのない。キンカ糖の塔のように崩れた行先が眼の前に横たわった。この行先はひたすら広大にのみなりゆきて、彼の一切の路(みち)を堰(せ)き止めた。
 よその家の煮焚きの烟(けむり)は、ずっと前に消え尽して、箸もお碗(わん)も洗ってしまったが、陳士成はまだ飯も作らない。ここの長屋を借りて住む趙錢李孫(源平藤橘)は長いしきたりを知っていて、およそ県試験の年頭に当り、成績が発表されたあとで、このような彼の眼付を見ると、※(「勹<夕」、第3水準1-14-76)々(そうそう)門を締めて、余計なことに関係せぬに越したことはないから、真先きに人声が絶え、続いて次から次へと燈火を消してしまうので、冴え渡った月が独りゆるゆると寒夜の空に出現した。
 青い空は一つの海のような工合で、そこにいささか見える浮雲は、さながら筆洗(ひっせん)の中で白筆(はくひつ)を洗ったように棚曳(たなび)き、冴え渡った月は陳士成に向って冷やかな波を灌(そそ)ぎかけ、初めはただ新(あらた)に磨いた一面の鉄鏡に過ぎなかったが、この鏡はかえって正体の知れぬ陳士成の全身を透きとおして、彼の身体の上に鉄の月明(げつめい)を映じた。
 彼は室外の院子(あきち)の中をさまよっていたが、眼の裡(うち)がすこぶるハッキリしてあたりは静まり返っていた。静まり返った中にわけもなくいざこざが起って来て、彼の耳許にしっかりとした、せわしない小声が聞えた。

白光

 陳士成(ちんしせい)が県の試験の発表を見て、家へ帰って来た時にはもう午後であった。彼は行った時には手ッ取早く掲示板を見て、まず上段の陳字を捜した。陳字も少くはないが、皆先きを争い、遅るるを恐れるように彼の眼の中に躍(おど)り上って来た。しかしそれに繋がっているのは士成の二字ではなかった。彼は新規巻きなおしにもう一度十二枚の掲示の円図の中を一つ一つ捜し尋ねて人名を皆見尽したが、遂に陳士成の名を見出すことが出来なかった。彼はただ試験場の壁の前に突立っていた。
 涼風(すずかぜ)はそよそよと彼の白髪交りの短い髪の毛を吹き散らしたが、初冬の太陽はかえって暖(あたた)かに彼を照し、日に晒された彼は眩暈を感じて、顔色は灰色に成り変り、過労のため赤く腫れ上った二つの眼の中から奇妙な閃光が飛び出した。この時は、実はもう壁の上の掲示などは眼の中にない。ただたくさんの真黒な○○がふらふらと眼の前に浮び出しているのだ。
 ずば抜けた秀才として初等試験から高等試験まで立続けに及第し……村の物持はあらゆる手段をもって縁を繋ぎ求め、人々は皆神仏(かみほとけ)のように畏敬し、深く前の軽薄を悔いて気を失うばかり……自分の襤褸(ぼろ)屋敷の門内を賃借りする雑姓を追い出し――追い出すどころか、なかなかどうして彼等自身で運び出す――家屋は面目を一新して門口には旗竿と扁額……位が欲しければ京官(けいかん)となるもよし、金が欲しければ地方官となるがいい。……彼は常日頃割り当てていた行先が、この時潮(うしお)をうけたキンカ糖の塔のように、ガラリと崩れて、ただうず高き破片のみが余っていた。彼は藻抜けの殻をぐるりと廻して知らず知らず家路に著(つ)いた。
 彼はようやく自分の家の門口に著いた。七人の生徒は一斉に口を開けてがやがやと本を読み始めた。彼はびっくりして、耳の側で鐘を叩かれたように感じた。見ると七人の頭が小さな辮子(べんす)を引いて眼の前に浮び上った。部屋中に浮び上って黒い輪に挟まれながら跳(おど)り出した。彼は椅子に腰を卸(おろ)してよく見ると、彼等は夜学に来ているのだが、彼の顔色を窺うようにも見えた。
「帰ってもいい」
 彼はようやくのことで、これだけのことを悲しげに言った。
 子供等はぞんざいに本を包んで小腋(こわき)に抱え、砂煙を揚げて馳(か)け出して行った。
 陳士成はまだいろいろの小さな頭が黒い輪に挟まれて眼の前に踊り出すのを見た。それが、時には交ぜこぜになり、時にはまた異様な陣立(じんだて)に排列され、遂にだんだん減少してぼんやりとして来た。
「今度もこれでお終い」
 彼はびっくりして跳び上った。明らかに耳の側(そば)で話しているのである。振返ってみると人がいるわけではない。まるでボーンと一つ、鐘を叩くようにも聞えたので、自分の口でもいいなおしてみた。
「今度もこれでお終い」
 彼はたちまち片方の手を上げて指折数えて考えてみると、十一、十三囘、今年も入れて十六囘だ、とうとう文章のわかる試験官が一人も無かった。眼があっても節穴同然、気の毒なこった、と思わずクスクスと噴き出したが、また憤然としてたちまち本の包(つつみ)の中から、正しく書き写した制芸文と試験用紙を脱(ぬ)き出し、それを持って外へ出た。家の門まで出ると凡(すべ)てがハッキリ見え出し、一群の鶏も彼を笑っているので度肝を抜かれて引込んだ。
 彼は部屋に入って席に著くと、二つの眼が異常に光った。彼の眼はいろいろのものを見ながらはなはだ攫(つか)みどころのない。キンカ糖の塔のように崩れた行先が眼の前に横たわった。この行先はひたすら広大にのみなりゆきて、彼の一切の路(みち)を堰(せ)き止めた。
 よその家の煮焚きの烟(けむり)は、ずっと前に消え尽して、箸もお碗(わん)も洗ってしまったが、陳士成はまだ飯も作らない。ここの長屋を借りて住む趙錢李孫(源平藤橘)は長いしきたりを知っていて、およそ県試験の年頭に当り、成績が発表されたあとで、このような彼の眼付を見ると、※(「勹<夕」、第3水準1-14-76)々(そうそう)門を締めて、余計なことに関係せぬに越したことはないから、真先きに人声が絶え、続いて次から次へと燈火を消してしまうので、冴え渡った月が独りゆるゆると寒夜の空に出現した。
 青い空は一つの海のような工合で、そこにいささか見える浮雲は、さながら筆洗(ひっせん)の中で白筆(はくひつ)を洗ったように棚曳(たなび)き、冴え渡った月は陳士成に向って冷やかな波を灌(そそ)ぎかけ、初めはただ新(あらた)に磨いた一面の鉄鏡に過ぎなかったが、この鏡はかえって正体の知れぬ陳士成の全身を透きとおして、彼の身体の上に鉄の月明(げつめい)を映じた。
 彼は室外の院子(あきち)の中をさまよっていたが、眼の裡(うち)がすこぶるハッキリしてあたりは静まり返っていた。静まり返った中にわけもなくいざこざが起って来て、彼の耳許にしっかりとした、せわしない小声が聞えた。

2009年2月21日土曜日

夏目漱石 夢十夜

こんな夢を見た。
  腕組をして枕元に坐っていると、仰向に寝た女が、静かな声でもう死にますと云う。女は長い髪を枕に敷いて、輪郭の柔らかな瓜実顔をその中に横たえている。真白な頬の底に温かい血の色がほどよく差して、唇の色は無論赤い。とうてい死にそうには見えない。しかし女は静かな声で、もう死にますと判然云った。自分も確にこれは死ぬなと思った。そこで、そうかね、もう死ぬのかね、と上から覗き込むようにして聞いて見た。死にますとも、と云いながら、女はぱっちりと眼を開けた。大きな潤のある眼で、長い睫に包まれた中は、ただ一面に真黒であった。その真黒な眸の奥に、自分の姿が鮮に浮かんでいる。
  自分は透き徹るほど深く見えるこの黒眼の色沢を眺めて、これでも死ぬのかと思った。それで、ねんごろに枕の傍へ口を付けて、死ぬんじゃなかろうね、大丈夫だろうね、とまた聞き返した。すると女は黒い眼を眠そうに睁たまま、やっぱり静かな声で、でも、死ぬんですもの、仕方がないわと云った。
  じゃ、私の顔が見えるかいと一心に聞くと、見えるかいって、そら、そこに、写ってるじゃありませんかと、にこりと笑って見せた。自分は黙って、顔を枕から離した。腕組をしながら、どうしても死ぬのかなと思った。
  しばらくして、女がまたこう云った。
  「死んだら、埋めて下さい。大きな真珠貝で穴を掘って。そうして天から落ちて来る星の破片を墓標に置いて下さい。そうして墓の傍に待っていて下さい。また逢いに来ますから」
  自分は、いつ逢いに来るかねと聞いた。
  「日が出るでしょう。それから日が沈むでしょう。それからまた出るでしょう、そうしてまた沈むでしょう。――赤い日が東から西へ、東から西へと落ちて行くうちに、――あなた、待っていられますか」
  自分は黙って首肯いた。女は静かな調子を一段張り上げて、
  「百年待っていて下さい」と思い切った声で云った。
  「百年、私の墓の傍に坐って待っていて下さい。きっと逢いに来ますから」
  自分はただ待っていると答えた。する
  と、黒い眸のなかに鮮に見えた自分の姿が、ぼうっと崩れて来た。静かな水が動いて写る影を乱したように、流れ出したと思ったら、女の眼がぱちりと閉じた。長い睫の間から涙が頬へ垂れた。――もう死んでいた。
  自分はそれから庭へ下りて、真珠貝で穴を掘った。真珠貝は大きな滑かな縁の鋭どい貝であった。土をすくうたびに、貝の裏に月の光が差してきらきらした。湿った土の匂もした。穴はしばらくして掘れた。女をその中に入れた。そうして柔らかい土を、上からそっと掛けた。掛けるたびに真珠貝の裏に月の光が差した。
  それから星の破片の落ちたのを拾って来て、かろく土の上へ乗せた。星の破片は丸かった。長い間大空を落ちている間に、角が取れて滑かになったんだろうと思った。抱き上げて土の上へ置くうちに、自分の胸と手が少し暖くなった。
  自分は苔の上に坐った。これから百年の間こうして待っているんだなと考えながら、腕組をして、丸い墓石を眺めていた。そのうちに、女の云った通り日が東から出た。大きな赤い日であった。それがまた女の云った通り、やがて西へ落ちた。赤いまんまでのっと落ちて行った。一つと自分は勘定した。
  しばらくするとまた唐紅の天道がのそりと上って来た。そうして黙って沈んでしまった。二つとまた勘定した。
  自分はこう云う風に一つ二つと勘定して行くうちに、赤い日をいくつ見たか分らない。勘定しても、勘定しても、しつくせないほど赤い日が頭の上を通り越して行った。それでも百年がまだ来ない。しまいには、苔の生えた丸い石を眺めて、自分は女に欺されたのではなかろうかと思い出した。
  すると石の下から斜に自分の方へ向いて青い茎が伸びて来た。見る間に長くなってちょうど自分の胸のあたりまで来て留まった。と思うと、すらりと揺ぐ茎の頂に、心持首を傾けていた細長い一輪の蕾が、ふっくらと弁を開いた。真白な百合が鼻の先で骨に徹えるほど匂った。そこへ遥の上から、ぽたりと露が落ちたので、花は自分の重みでふらふらと動いた。自分は首を前へ出して冷たい露の滴る、白い花弁に接吻した。自分が百合から顔を離す拍子に思わず、遠い空を見たら、暁の星がたった一つ瞬いていた。
  「百年はもう来ていたんだな」とこの時始めて気がつかいだ。

2009年1月3日土曜日

フランチャイズ

 日本フランチャイズチェーン協会が22日に発表した11月コンビニエンスストアの既存店売上高が前年同月比7.4%増だったことから、前日まで決算発表を前に期待先行で上昇、サプライズに欠ける内容と受けとめられ売り先行となっている。同社の3Q業績は、前年同期比5%減収、3%営業減益、4%経常減益、13%純益増益となり、期初予想の通期業績に対する利益進捗率は、77-95%と目安の75%を上回ったが、単独営業収入は、タスポ効果による加盟店収入の増加や直営店増加による直営店売り上げ増で7%増となったが、韓国ミニストップの円換算額がウォン安の影響を受けたことから連結決算では減収となり、営業利益も第5次店舗システムを積極導入して販管費が増加し減益となった。純利益は、前期計上の減損損失、閉店損失が一巡して2ケタ増益となった。2月通期業績は期初予想を据え置き、純利益は36億円(前期比18%増)と連続2ケタ増益を見込んでいる。